イタリア、ミラノ。今この街で、「食と命」をテーマに開催されている国際博覧会、ミラノ万博。世界中の料理や食材が集まり、食料と私たちの関係を改めて見つめなおそうと様々な催しが行われています。
万博の開催に合わせ、ミラノの下町にかつてない食堂がオープンしました。世界のトップシェフが次々と腕を競ってスペシャルメニューを披露するのです。
フレンチの巨匠、アラン・デュカス。イタリア料理新世代のカリスマシェフ、マッシモ・ボットゥーラ、そして日本からは、「森といのちの料理人」成澤由浩など、そうそうたる顔ぶれです。
消費期限の近づいた肉や熟れたバナナなど、普段なら廃棄されてしまう食材。食材は万博会場からの余りもの。どんな食材が届くかは当日までわかりません。
シェフたちは経験と知恵で、余りものを極上の料理へと変えていくのです。トップシェフたちが余りもので作り出す驚きのメニュー。それが生まれる瞬間に密着します。
4 окт 2024