令和5年6月21日(水)
今日のお稽古「貴人清次」
相伝稽古「大円の草」
貴人清次というのは、貴人に随伴のあった場合、貴人ならびに、お供にも茶を点てる点前作法です。貴人を清、お供を次と呼びます。
稽古の場合は仮に貴人を迎えたと想定して点前を行いますが、実際にお迎えしたときには、臨機応変のはたらきが必要になります。
貴人点と同様に、貴人に差しあげるときの道具は本来は、清浄第一を心得として新しい物を選びますが、現在では特にそこにこだわることはありません。
貴人は、清茶巾、お次には、千鳥茶巾を使います。
貴人の白竹茶筅に対して、お次は煤竹の茶筅を使います。
菓子は、貴人には高杯(たかつき)に奉書紙を敷いて出し、お次には干菓子器で定法どおりに出します。
棗は、平棗の「夕顔」です。
平棗は、通常の棗と扱い方が違います。
社中の方で「包帛紗」のお稽古をしましたので荘付を動画に入れてみました。
前回は、四滴茶器の弦付でしたが今回は、油滴です。
「四滴茶器」は、「長板総荘り」薄茶点前の概要欄で詳しく説明をしています。
つぼつぼ棚に三島の水指と油滴の設えが素敵でした🤗
「包帛紗」の濃茶は小棗を帛紗で包みますので、棚上の荘りは、四滴茶器が良いとのことです。
平棗 玄々斎好「夕顔」
教科書を見ながら文字入れをしています。
誤字脱字がありましたらお許しくださいませ🙏
22 июн 2023