【ラムカルビのオレンジガーリックソース】980円
こちらのオレンジジュースを使ったソースは、ジュース、粒マスタード、ニンニク、バター、小麦粉、オリーブ油、で作っていきます。濃度の加減以外は、難しいものでもありません。
只今は、ラムカルビも冷蔵庫に入ってません。
オミクロン株は、どうなるんですかね。
準備の度合いも変わってくるので、本当に頭が痛いですね。
マンボウも、なんだか出そうです。
この動画は、日曜日には出したかったんですが、日曜日は、ダクト工事の２回目があって、午前９時から、夜半まで、バタバタしました。
前日の土曜日も、そのための片付けがあって、だいぶ疲れてしまいました。
なんとか週に１本は、出したいとは思っています。
【黒いテープ 後編】
さて、前回の続きですが、まとまったお金を貸してもらった直後、急激にどん底に転落し、返すどころか、日々の運営も、やっとの、「綱渡り状態」に、なりました。
その時、どういう約束、どういうお話しだったか、全く覚えていないのですが、しばらくしたら、少しずつ、返済する事になっていたとは、思うわけです。
そして、どん底状態が続き、そして返済も、全く出来ないまま、時間がたち、まあ、当然、事務所のお手伝いも、とっくにお辞めいただいているわけですが、
ある日、家内から、次のように言われたのです。
「○○さんから、電話があって、明日、直接、お店に行くから、少しでも、お金を用意しておいて欲しい。」
………
私は、精神状態が、限界でした。
その時。
お金が、一銭もない事を、わかっているのに、なぜ、その電話の時点で、来ていただいても、お金は、ありませんと、言ってくれないのか、なぜ、わざわざ○○さんに店に来ていただいてから、私が話さないといけないのか、私は、精神が、完全に、なんと言いますか、切れてしまい、その時、深夜の午前２時頃だったと、思いますが、
『暴れて』 しまいました。
テーブルや、椅子をあちこち蹴飛ばし、ジョッキを３個くらいは、たたき潰し、皿も、10枚くらいかな、たたき割りました。
椅子を、強く蹴飛ばした時に、赤い壁に、椅子が突き刺さり、穴が開きました。
家内が悪いわけでもなく、本当に、思い出しますと、恥ずかしい気持ちに、なります。
しかし、翌日、緊張して１日待ちましたが、おいでには、なりませんでした。
○○さんに、どうやって、全額、お返ししたか、もう全く覚えておりません。
でも、確かにお返ししたのです。
しばらくして、お金は、返したものの、なんだか、とても気分が晴れずにいた事を、覚えています。
○○さんは、東陽町の地元の方なので、もしバッタリ、お会いしたら、なんとお話ししたらいいのか。
返しはしたものの、とんでもないご迷惑を、おかけしてしまった。
その時は、なんと言えば、よいのだろう。
しかし、そのまま、何年も、何事もなく、時間が立ちました。
以前に、ここで書きましたように、コロナの直前、きらぼし銀行の方々とお話しを何度もして、なんとか、会社の整理が、つきましたが、当然、七厘家以外のお店は、なくなったわけです。
ある日、私が、何の用だったか、全く思い出せ せんが、たぶん買い出しかなと思いますが、階段を降りて行きました。
当店は、2階ですから。
すると、本当に偶然、なんというタイミングか、ちょうど店の真ん前を通り過ぎるところ、バッタリ、お会いしたのです。
「…………」
私は、何言えませんでした。
「あらあ！ お久し振りですねえ！」
「お疲れ様です。」
「お元気そうで、良かったわあ！」
「本店も、手放しちゃったの？」
「残念だったわねぇ。」
などと、本当に、何もなかったような、ただ知人に、バッタリ会ったという感じの、ご挨拶をして頂き、なんだか、どうして良いか、わかりませんでしたが、
「はい、まあ、なんとか、整理が、つきました。」
連れの方がご一緒だったので、(その方も、以前に本店のランチのパートさんをやっておられた方でした) ちょっと、どうしても、
「あの時は、ありがとうございました。」
と、言えませんでした。
私の気まずい感じを、明るくぶっ飛ばして下さり、お金も貸して頂き、もう、心の中では、心の中だけですが、なんと感謝をすれば、どう感謝すれば、良いか、わかりませんでした。
とても気持ちの広い、素晴らしい方です。
もう感謝の気持ちを、お伝えする機会は、中々ありませんが、本当に、心から、感謝しております。
この件は、無事にすみましたが、私には、自分としては、まだ済んでいない件も、ここでは、ちょっと書けませんが、色々あります。
まだまだ頑張って行かないとなりません。
次は、もう少し明るいお話しを書きたいと思います。
マンボウ、どうなるんでしょうか。
東陽町七厘家 店主 平田尚也
16 янв 2022
