3Dデジタルアーカイブプロジェクト『中銀カプセルタワービル』
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■概要
2022年に解体されるメタボリズムの名建築『中銀カプセルタワービル』を文化的価値の記憶として3Dデータで保存。3次元計測技術で複雑な形状を正確に記録し、黒川紀章氏が設計した建築の価値を後世へ継承していくことを目指します。
記録には、ミリ単位で正確な距離を計測できるレーザースキャンのデータと、一眼レフカメラやドローンによって撮影した20,000枚以上の写真データを組み合わせて、実測に基づいて建物全体をスキャンすることで、実空間の情報をまるごと3次元データ化します。平面的な写真や図面だけでは記録しきれない複雑な形状や構造の立体的な記録に加えて、住人の方々が工夫して暮らす中で改変した軌跡や経年変化した建物の姿をありのままに記録することで、建築形状を正確に把握し、3Dデータとして後世へ残します。
■中銀カプセルタワービルについて
東京・銀座の中銀カプセルタワービルは、日本を代表する建築家の黒川紀章氏の設計で1972年に完成。1960年代に日本の建築家・都市計画家のグループによって展開された建築運動「メタボリズム」の思想を体現する建物として世界的に知られています。
しかし、竣工から50年経った建物は、老朽化が進んでおり、2022年4月から解体着工が予定されています。
3次元レーザースキャン:
クモノスコーポレーション
#中銀カプセルタワービル #NakaginCapsuleTower #3DDA
1 июн 2022