TS180の8.83MHz IF出力端子に、ジェネカバの自作ダイレクトコンバージョン受信機を接続して受信比較しました。TS180のIF出力は本来は外部ステーションモニターで波形を見るための端子です。従いまして、TS180で受信すると同時に、DC受信機でも受信可能ですので、ボリュームの上げ下げのみで比較しております。
言い換えますと、TS180のIF段以降にDC受信機を接続し、SSB検波とAF増幅を外部で行ったと言うものです。もっと簡単に言えば、IF信号のSSB外部復調器ですね。
7MHzのLSBを受信中、IF出力の8.83MHzをDC受信機で受信しますが、キャリア発振周波数は8.83に対してマイナス方向にシフトさせています。動画後半でDC受信機の周波数が見れると思います。USBの時はプラス1.5にシフトです。
DCコンバージョンはAGCや混変調特性で不利であり、またPSN検波をしないと両側サイドで受信できてしまいます。しかしこの接続によりDCの欠点が緩和されたかと思います。
このDC受信機は高ダイナミックレンジ、低歪のAD831ミキサーを使い、オーディオアンプは5W以上あります。過去動画でも紹介しましたのでご参考ください。ミキサーの前には可変BPFで、DDS VFOで広帯域をカバーしています。
TS180のスピーカーは左側、DC受信機のスピーカーは本体上部に少し見えているものです。
#アマチュア無線 #hamradio #transceiver
28 авг 2024
