★話し出すと止まらない
不安を隠す行為．
ストレス解消．
何かをごまかそうとしている．
［対応］；「もっと詳しく聞かせてよ」で相手は困ってしまう
『おもしろ心理学会 編：他人の心理が面白いほどわかる！：青春出版社．2005』
★両手を腹に置くのは，「緊張」「防御」
商談の相手がそうなら，緊張を解きほぐす必要あり．
『おもしろ心理学会 編：他人の心理が面白いほどわかる！：青春出版社．2005』
★ストレスの原因は比べることにある （ハンス・セリエ）
『ひすいこたろう/はるねむ：漢字幸せ読本：ＫＫベストセラーズ．2007』
★自分の否定的な考え方こそ，現在のストレスの原因である
『リチャード・カールソン：あくせくするなゆっくり生きよう！：主婦の友社．1998』
★ストレス
医学的定義；｢非特異的な刺激により生体内に生じる特異的な適応反応｣ ＝ ｢いろいろな刺激が加えられたとき，それに適応しようとして，からだに生じるひずみ｣
ストレスが生理ではなく｢病理｣として問題となるのは，刺激の量に見合った反応がうまくできない状態に陥ったとき．つまり，ストレス反応そのものが悪いのではなく，需要と供給のバランスが崩れることが悪い．
『永井明：ぼくが｢医療常識｣を信じない理由：講談社．1999』
★ストレス回路
大脳皮質 ⇒ 辺縁系 ⇒ 視床下部 ⇒ 脳下垂体 ⇒ 自律神経・内分泌系
『永井明：ぼくが｢医療常識｣を信じない理由：講談社．1999』
★適度なストレスは人生のスパイス
『山本晴義/曽田紀子：働く人のメンタルヘルス教室：新興医学出版社．2009』
★スポーツ（sport）の語源はラテン語の”disportare”（仕事から離れてくつろぐ，楽しく遊ぶ）
『山本晴義/曽田紀子：働く人のメンタルヘルス教室：新興医学出版社．2009』
★ストレスは受け止め方次第で軽減させることが可能 （リチャード・ラザルス）
『渋谷昌三：面白いほどよくわかる！心理学の本：西東社．2010』
★ストレス - 反応説 （ハンス・セリエ）
ストレス反応を生みださないようにすることでストレスを防ぐ．
『渋谷昌三：面白いほどよくわかる！心理学の本：西東社．2010』
★ストレス - 刺激説 （ホームズ）
ストレッサーとなる環境を調整すればストレスが防げる．
『渋谷昌三：面白いほどよくわかる！心理学の本：西東社．2010』
ストレス - 関係説 （リチャード・ラザルス）
ストレッサーとなる環境を認知･調節し，ストレスに対処する方法を見直すことで短･長期にわたるストレス反応を軽減する． ⇒ 対処（コーピング）．
『渋谷昌三：面白いほどよくわかる！心理学の本：西東社．2010』
★ストレス （ヘロン）
人は知覚や聴覚の刺激が全くない生活に非常にストレスを感じる．
人が健全な精神を保つためには，多少の感覚刺激となるストレスも必要
外界からの刺激をすべて遮断すると，8時間でイライラしはじめ，3日ともたない．
マンションに住む専業主婦の飲酒率，5階まででは10%なのに，15階以上になると25%． （国立精神衛生所）．
『匠英一：これだけは知っておきたい「心理学」の基本と実践テクニック：フォレスト出版．2008』
★ストレス対処法
・ストレスと戦う：情報を収集して解決のための戦略を立てて実行します。
・ストレスに慣れる：寒さや暑さに慣れるように、つらい事態も少しずつ慣れることで感じ方が軽減されます。
・ストレスにしない：同じ事柄でも被害的にとらえたり、マイナスに考えたりすることでストレスになっている場合が多いものです。事態を客観的に見直すことをするとストレスにならないものです。
・ストレスを回避する･逃げる･かわす：いやなことに直面しそうだったらスタコラ逃げてしまいます。ストレスになる人から電話がかかってきたら居留守を使っちゃいます。
・ストレスを据え置く：困った事態になったときは心はパニック状態。少し時間をおいて対処したほうがよい考えも浮かびますし、余裕がもてます。一時据え置いて、自分の快適な状態を作ります。とりあえず、ゆっくり入浴、明日になってから考えるなどです。
・ストレスを取り込む：起こった事態のよい面を見つける。あるいは良いものに変えるのです。敵を味方にしてしまうのです。
・ストレスに浸る：思いっきり泣いたり、愚痴ったりします。十分感情を表出するとすっとするものです。
・ストレスをかみ砕いて呑み込む：事態を分析し、妥協したりできることからするのです。
・ストレスを合理化する：かえってよかったと思う。失恋したら、『たいした人じゃなかったから、別れてかえってよかったんだ』と、自分なりの理屈をつけて心が傷つくのを防ぎます。
いろいろな方法をやってみて、自分なりのストレスとの付き合い方を見つけることです。（中村延江）
『菅野泰蔵 編：こころの日曜日：法研．1994』
★ストレスは記憶力を高めることで減らせられる
ストレスから脳を守ることは可能であることを示している。
2004年１月に発表された論文によれば「環境に素早く慣れることが秘訣」。新しい環境に慣れさえすれば、仮にコルチコステロンに曝露(さら)されても能力は低下しないという。 （マッゴー）
ストレスに慣れることは一種の「記憶の作用」である。環境そのものは変わっていないにもかかわらずストレスが減る。これは「現在の環境をストレスに感じる必要はない」と脳が“記憶”した結果なのだ。
『池谷裕二：脳はなにかと言い訳する：祥伝社．2006』
★長い間ストレスを受けていると、海馬の細胞が減ってストレスに負けてしまう
『池谷裕二：脳はなにかと言い訳する：祥伝社．2006』
★28人の被験者に、ある刺激薬（ペンタガストリン）を点滴してHPA軸（視床下部－視床－副腎）を強引に活動させ、直接に体にストレスを与えるという実験を行なった。
その薬剤を投与すると、ストレスホルモンが10倍にまで増える。しかし、投薬によってどんな副作用が起こりうるかの説明を受け、もし気分が悪くなったら自分で注射量を調節できるボタンを枕元に用意してもらうだけで、ホルモンの上昇を80％も減らすことができる。 （アベルソン）
ここには2つのポイントがある。「予測」と「回避」である。生じる可能性があることをあらかじめ知っていること、そして、耐えられなくなったらいつでも回避できることを知っていることである。この2つだけで、ストレスは克服できる。
逃げ道があればストレスは小さくなる。
ストレス解消に重要なのは、ストレスを解消するかどうかではなく、解消する方法を持っていると思っているかどうか。
最終的な逃げ道は「死」。いつでも「死」という逃げ道が残されているのだから、まだまだ頑張れる。
『池谷裕二：脳はなにかと言い訳する：祥伝社．2006』
★アルコールを飲むことは、ストレスを発散した気になっているだけであって、体は依然ストレスを感じ続けていることになる。そう、酒は本当の意味ではストレス回避にはなっていなかったのだ。
酒でストレスを発散する慣習について調べた。脳のストレスの目安として「ストレスホルモン」ではなく、「zif268」という遺伝子に着目した。ストレスがかかると脳のzif268が動き出すのだ。ネズミにアルコールを飲ませたところ、ストレスを受けても大脳皮質のzif268の活動は生じなかった。確かに、意識の上ではアルコールはストレスを軽減しているようだ。 （上山敬司）
ところが驚く結果はここからだ。なんと、「視床下部」のzif268はアルコールを飲んでいても通常どおり活性化するのである。視床下部の活動は意識には上らないため自覚されないが、ここはHPA軸の枢要、つまり体のストレスを生み出す脳部位である。
体に良くないと思いながら飲むのが一番悪い。
『池谷裕二：脳はなにかと言い訳する：祥伝社．2006』
★人間にとって一番ストレスなのは，“人間関係”である （ジェリー･サルス）
『内藤誼人：｢人たらし｣のブラック謝罪術：大和出版．2006』
★不満などのネガティブな感情を吐き出させるようにすると，50％の人はそれだけでスッキリしてしまう （ジェームズ･ペニベーカー）
『内藤誼人：｢人たらし｣のブラック謝罪術：大和出版．2006』
#心理
#名言
#格言
#逸話
#癒し
#励まし
#戒め
#実験
#研究
#ストレス
15 окт 2024
