参考文献
山本淳子『道長ものがたり 「我が世の望月」とは何だったのか (朝日選書1039)』
amzn.to/3unAL2Q
山本淳子『枕草子のたくらみ』
amzn.to/3STfuaF
倉本一宏『一条天皇(人物叢書) 』
amzn.to/4cEFyhO
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道長は定子の職曹司復帰以降、ストレス続きだったからかたびたび病になり、ついには出家を申し出るまでになりますが、一条天皇は道長を引き止めながらも、道長引退もやむなしとする言葉をつい口にしてしまうなど、2人の微妙な関係はこの頃から始まっていました。
道長は覚悟を決めたのか、病気が完治しない内から今まで以上に貴族社会の秩序の維持に躍起になり、一条天皇が二度と定子を復活させようとして貴族社会を混乱させないよう、まだ10代前半の長女 彰子を入内させ、一条天皇を牽制しようとします。
ですが、皇統継続のために一刻も早く皇子を儲けなくてはならない一条天皇は、彰子入内前に皇子を儲けようと急ぎ、最初は避けていたものの、苦し紛れの手段として貴族社会の反発を覚悟で定子と逢瀬を交わし、ついには道長が最も恐れていた事態 敦康親王誕生に至ります。
今回は、貴族社会の秩序安定を望む道長の正義と、早期の皇子誕生を望む一条天皇の正義がぶつかりあった結果、道長のなりふり構わない定子いじめを経て、道長の敗北とも言える敦康親王誕生に至るまでについて紹介します!
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【画像引用】
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#光る君へ #藤原道長 #定子 #一条天皇 #大河ドラマ
22 июн 2024