解説:ギタリスト西垣正信 masanobu NISHIGAKI
曲目:J.S.BACH │Chaconne from Violin Partita No.2 in D minor, BWV 1004
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300年前にバッハはチャコナという異国、野性、官能の踊りをもって貴族や教会のガラスの窓に一石を投じました。
それがバッハの「シャコンヌ」です。
その世紀の末、フランス革命を契機にして音楽は「市民」のものとなりました。それから百年を経て市民は貴族化し音楽も袋小路に立ちすくむ、ドビュッシーが異国に耳を傾け、春の祭典やバルトークという新たな「チャコナ」が踊られ、ガラス窓は破られました。
その100年後の私たち、現代の貴族にはもはや「野性」も見いだせず、ぼくたち貴族のような市民・・私は「貴民」と自らを呼んでますが・・どこに向かうのでしょうか?
若い人たちにシャコンヌを伝えたい、そのことの自分の下心です。
※動画中でブクステフーデの研究で紹介をした方はピアニストの大内暢仁さんです。
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収録:2024年6月1日
場所:アイガットサロン(京都・北大路)
◇Masanobu NISHIGAKI plays Bach : Chaconne from Violin Partita No.2 in D minor, BWV 1004
• Chaconne by J.S Bach, ...
• Guitar Masanobu Nisiga...
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25 июн 2024